やっと昇降口で、登校する
子供たちを迎えることができました
「長い長いトンネルにもきっと出口があるはず。」と思いながらも、
一向に出口が見えない不安や焦り、
見えないウイルスの拡散への恐れ
コロナウイル感染拡大防止という責任を、
大人と同じように課せられた子供たち
今日から少しずつ、丁寧に
小学生の時間を取り戻していきたいと思います。
今日は各学年のAグループが登校する日でした。
朝昇降口のところで子供たちに聞いてみました。
今日はどんな気分?
「わくわくと、ドキドキの真ん中」
「眠すぎ!」
「本当にぼくの登校日か、凄く心配だった。」
「すごく緊張しています。」
どれも本当に今の子供たちの心からの叫びだと思います。
教室に入って初めての学級開き。
たった2時間の学校生活でしたが、
帰るころには、いつもの七小の子供たちの
元気な笑顔をあちらこちらで見ることができました。
一人一人の子供たちが、明日からの希望を抱ける一日に
なっていたらうれしいです。
一年生はじめての授業です。
教室は三密を避け、
前後左右にお友達は座りません。
A・Bグループに分かれて登校するので、
今日座った席は自分の席で、他のお友達が使うことはありません。
子供たちが帰ったら、教室の机・いすは次亜塩素酸の希釈溶液で
担任が全部ふき取り、明日の授業までは使用しません。
一年生は、就学前の学びがしっかり生きていて、
他の学年以上に手洗いが上手です。
指の間や手首まで丁寧に洗っていました。
七小の流しは、とても古く、美しいとは言えません。
でも教員が子供たちを迎えるためにしっかりと磨き、
消毒して、安全性は抜群です。
流しの横に並ぶ時も、流しを使用する時も、そして
図書館の利用の時も、常にソーシャルディスタンスは
新しい七小の生活様式のスタンダードです。
臨時休校中から、ずっとずっと図書館は
七小の子供たちの来館を待っていました。
「注文の多い学校図書館へようこそ!」
図書館は人数を制限し、手洗いを徹底。
貸し出しのみの利用です。
返却された本はすべて教職員が消毒して書架にしまうルールです。
「注文の多い学校図書館」ではありますが
素敵な本と出合える魔法のたねがいっぱい詰まっています。
子供たちが帰った後には、教職員総出で教室のドアや
机いす、棚や教具などを消毒します。
トイレにはスリッパと、靴を履き替えるスペース
のためのマットを設置しました。
放課後にはトイレの掃除とアルコール消毒も
教職員で行っています。
登校には、小金井警察の皆さんも、地域見守りボランティア
の皆さんも、そして民生・児童委員さん方にもお願いをしました。
皆さん七小の子供たちのために、登下校を見守ってくださいます。
駅前商店街では、早朝からお店を開けていた、
お花屋さんも、お団子屋さんも、果物屋さんも
みんな「学校が始まってよかったですね。」
と、自分のことのように喜んでくださいました。
地域のみなさんの温かさに感謝です。
保護者の皆様、
刻々と変わる状況に冷静に対応していただき
しかもたくさんのご協力をいただいております。
ありがとうございます。
何かご相談やご要望がありましたら、どうぞ
遠慮なく、ご連絡ください。
明日はBグループの登校です。
子供たちが心の揺れから早く解放されて
元気な笑顔が戻りますように!