2020年9月2日水曜日

防災の日 こんな学習をしました。

防災の日 こんな学習をしました

初めに、地震想定の避難訓練をしました。
校庭に全員が避難するのは、
今年度は初めてとなります。
大地震の発生は、コロナがおさまるのを
待っていてはくれません。

コロナウイルス感染症の対策を

講じた上での
大切な避難訓練となりました。

一度校庭に集合して
全員避難完了を確認。
その後、子供たちはすぐに教室へ。


第二部は、教室に戻ってから、
オンライン会議システムで
教室と、校長室とを繋げての
防災学習としました。
(途中でシステムに不具合が生じて、
急遽放送に切り替えることと
なったのですが・・・残念!)

初めに担当教員から

保護者の皆さんにお迎えに
来ていただく場合の「引き取り」の
流れについて説明しました。
引き取りのルールについても
学習しました。
災害時の引き取りのルール
一人では帰らない。
・決まったおうちの人と帰る。 
・おうちの人は、上のきょうだいを 先に むかえにいく
・帰るときは先生と確認する。


第三部は
東日本大震災の被災経験のある教員から
その時の様子を話してもらいました。

飴玉一つで一晩過ごしたこと、
おうちはなくなってしまって
やっとご家族に会えたのは
一週間後だったこと
その時の気持ち等々・・・

被災地や、避難所での様子です。本校職員のお知り合いの方が撮影
 




Q 地震のあとはどうやって過ごしていらっしゃいましたか。

A 学校に一週間、着の身着のままで止まりました。部活の顧問の先生が持っていた飴をみんなで分け合って、一日目を過ごしました。お母さんに会えたのは、一週間たってからでした。お米が食べられたのは、二週間ぐらいしてからでした。おうちはなくなってしまったので、親戚の家などで長く過ごしました。



Q 大きな地震を体験して、七小のみんなに知ってほしいことはありますか。

A まさか自分がこんな経験をするとは思っていませんでした。「生きているそれだけで幸せなことだ。」と、学びました。①小さな当たり前のことに感謝して「ありがとう」と伝えたいと思いました。②何事にも失敗を恐れずチャレンジしたいと思いました。③どんなことも自分から「楽しもう!」と思うようになりました。


このお話が、子供たちの心に
どう届いたでしょうか。

ご家庭に「あんぜんのみちしるべ」という
プリントを全員持ち帰っています。
大地震等があった時、
学校以外のところにいて
家族がバラバラになった際
ご家族がどこで集まるのか、
話題にしていただけますよう
お願いいたします。