私の大好きな時間の一つに「図書」の学習があります。図書の学習は、一見ただ子どもたちが本を読んでいるだけの時間に見えるかもしれません。 私は子どもたちが本を読む様子を見ながら「誰がどの程度の本(絵本、児童書、少し中・高学年向きの本、図鑑、学習漫画)を読んでいるのか」「読書が苦手そうな児童は誰か」「一人一人がどんな本が好きなのか」ということを考えながら、子どもたちの様子をじっくりと観察しています。 また、私自身も本を持参し、図書の時間には大人が本を楽しんで読んでいる姿を見てもらうようにもしています。生成AIや音声言語でさまざまな文章を「聞ける」時代でもありますが、読むことで感じるワクワクやドキドキ、心に響く表現に出合う喜びを いつか子どもたちにも感じてほしいなと思っています。(1年3組 担任)