2019年12月17日火曜日

お話給食「こんとあき」&オリパラ給食「ギリシャ」

12月のお話給食は「こんとあき」林明子作(福音館書店)

こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。
ぬいぐるみのこんは、時がたつにつれて古びて、腕がほころびてしまいます。
あきはこんを治してもらうため、こんと一緒におばあちゃんの家へ。
あきは、電車でこんとはぐれたり、
犬に連れさられたこんを探したり・・・
こんとあきはどうなってしまうのでしょう。
 互いに大切な、かけがえのない存在であるこんとあき
よりそう二人の姿に心がホカホカしてきます。


このお話に登場した「あげどん 」が、給食に登場しました。


そのあと図書室では、図書委員が「こんとあき」の絵本の読み聞かせをしました。 
担当の図書委員が、一生懸命練習したことがよく伝わってくる
素敵な読み聞かせでした。
集まった子供たちと、絵本を囲んで、温かい時間が流れました。 



さてこちらは12月17日(火曜日)

オリパラ給食第4弾

「ギリシャ」です。

ピラフィ(ピラフ)
カラマリ(いかのフライ)
野菜ソティーレモンドレッシングかけ
レヴィスィア(野菜と豆のスープ))

次は、エーゲ海をクルーズしながら食べてみたいなー!!





2019年12月7日土曜日

5年生の茶道体験より

6月に家庭科で煎茶の淹れ方を地域のお茶屋さんを講師に招いて学んだ5年生

今回は「茶の湯」茶道の体験をさせていただきました。

初めに茶席にに入るところから、上履きの脱ぎ方や、畳の歩き方を教えていただきました。
 

はじめは各クラスの担任がお手本となり、お点前の仕方を学びます。
お茶の先生からは、茶の湯の「所作」についてのお話がありました。

音楽にきまりがあるのと同じように、一見面倒な細かいきまりのように見える
「所作」の中に、美しさや心惹かれる奥ゆかしさなどを表すのだそうです。
 
 全員分の茶筌や抹茶茶碗を準備していただき、いよいよグループに分かれて
お点前の時間となりました。

自分で茶筌を振ってみて、
先ほど教えていただいた所作に沿って、お抹茶をいただきました。

とても静かな時間が流れたのですが、心はなぜかいっぱい
使ったような気がしました。
お茶を点てる人と、お茶をいただく人が 
「お互いに心を伝え合い、相手を尊重し合っている」
そんな心地よい時間が流れました。

ほんの2時間(45分×2)ではありましたが、
貴重な体験をさせていただきました。

たくさんの学校にお茶の授業をされているお茶の先生方からは
七小の子供たちのとても素直で,子供らしく純粋に楽しむことができる
様子を、とてもほめていただきました。

「教えている私たちのほうも、最高に楽しかったです。」
と、おっしゃってくださいました。


これからもいろいろなことに興味をもって、
世界を広げていってくれたらいいなあと思っています。





2019年12月3日火曜日

天国のナッツより

天国のナッツより

七小の皆さんが、私が天国に引っ越した後も、
ウサギ小屋をきれいに掃除したり
私のことを思い出して懐かしく思ってくれていること
本当にありがとう

私の天国への引っ越しの日が
あまりに突然だったので、
お別れも言えなかったし、
お別れ会もできませんでした。
私は天国で、七小の子供たちと同じように
優しくて元気な友達に囲まれて
楽しく暮らしています。







在りし日のわたし「ナッツ」です。

外が40度をこえる暑い夏休みの日も
私のところへ掃除に来てくれた飼育委員さん、ありがとう。
おかげで私はいつもすっきりとしたきれいな小屋で休むことができました。


夏休みの当番の時間に出かけてしまうからと、わざわざ朝早くに
保護者の方と来校し、私の世話をしてくれた人、ありがとう。
夏休みは寂しかったけど、いっぱい声をかけて、遊んでくれて
とっても嬉しかったです。

校庭のウサギ小屋で暮らしているときは、
たくさんの子供たちが私のところに
遊びに来て
ナッツ!ナッツ!と呼んでくれて
凄く嬉しかったよ。


私が天国に引っ越した後
飼育委員会の人たちは
この後どうしようかと、ずいぶん相談していたね。
その話し合いの結果
校庭のみんなからも、天国の私からも
よく見えるところに、きれいな花を植えることを
考えてくれたんだって。

雨上がりの寒い校庭で、硬い土を掘り起こして
泥だらけになりながら
お花の球根を植える作業をしてくれた
飼育委員会の皆さん


私はとっても嬉しかったよ。
きれいな花に包まれて、
きれいな花を「きれい!」と思える優しい
七小の子供たちにも包まれて。

私はずっと見守っているよ。
どうか寒い冬、風邪をひかないように気を付けてね。

最後にもう一度

七小の皆さんへ
優しい気持ちを「ありがとう」

天国のナッツより