6月に家庭科で煎茶の淹れ方を地域のお茶屋さんを講師に招いて学んだ5年生
今回は「茶の湯」茶道の体験をさせていただきました。
初めに茶席にに入るところから、上履きの脱ぎ方や、畳の歩き方を教えていただきました。
はじめは各クラスの担任がお手本となり、お点前の仕方を学びます。
お茶の先生からは、茶の湯の「所作」についてのお話がありました。
音楽にきまりがあるのと同じように、一見面倒な細かいきまりのように見える
「所作」の中に、美しさや心惹かれる奥ゆかしさなどを表すのだそうです。
全員分の茶筌や抹茶茶碗を準備していただき、いよいよグループに分かれて
お点前の時間となりました。
自分で茶筌を振ってみて、
先ほど教えていただいた所作に沿って、お抹茶をいただきました。
とても静かな時間が流れたのですが、心はなぜかいっぱい
使ったような気がしました。
お茶を点てる人と、お茶をいただく人が
「お互いに心を伝え合い、相手を尊重し合っている」
そんな心地よい時間が流れました。
ほんの2時間(45分×2)ではありましたが、
貴重な体験をさせていただきました。
たくさんの学校にお茶の授業をされているお茶の先生方からは
七小の子供たちのとても素直で,子供らしく純粋に楽しむことができる
様子を、とてもほめていただきました。
「教えている私たちのほうも、最高に楽しかったです。」
と、おっしゃってくださいました。
これからもいろいろなことに興味をもって、
世界を広げていってくれたらいいなあと思っています。