分散登校4回目の一年生の教室です。
図工は専科の教員が担当します。
「て あし ぶらぶらくん」に挑戦!
まずはよく話を聞くこと
折ったり切ったり糊付けしたり
自由に発想したり!
図工の基礎・基本がたっぷり詰まった教材なのですが・・・・
この落ち着きと楽しい発想、そしてこの集中力が素敵です。
これからみんなでいろいろなことに挑戦していけそうで
とても楽しみです!
朝の放送では、こんな話を全校の子供たちに向けておこなっています。
「七小の大好きな児童の皆さんへ」
学校生活が始まりました。皆さん調子はいかがですか。長い長いお休みが続きました。不安な気持ちや、緊張が続いている人、身体も心も重たい感じの人もたくさんいると思います。でもこの見えないウイルスとの戦いには必ず終わりがあります。皆さんのように子供たちがたくさん我慢したり、努力したりしてきたことが、無駄にならないよう、私たち大人も頑張らなくてはいけないと思っています。
それでは、新型コロナウイルスへの対策に次の三つを提案します。
まず一つ目
「コロナウイルスのことをよく知りましょう。」ということです。よく知らないところに行くときや、目に見えないお化けなどはとても怖いですね。それと同じで、コロナウイルスのことをちゃんと学ぶと、意外と弱点があることが分かります。
なぜ人との距離をとる必要があるのか、なぜ手を洗うのか、しっかりその意味を学んで攻略法を見つけていきましょう。
次に二つ目です。
「七小みんなが主体的に対策に乗り出しましょう」ということです。誰かに「手を洗いなさい!」といわれると、「さっきやった。」とか、「後で洗う。」とか言いたくなりませんか。でも自分の命、自分の大切な人の命を守るために自分から手を洗おうと思うと、なんかやる気が出てくるような気がします。主体的にというのは大切ですね。
最後に三つめです、
それは、「人との距離を広げるのと反対に、人との心の距離は縮めていきましょう」という提案です。目に見えないウイルスへの不安から、世界中で人への悪口や、いじめが広がっているという報道を聞いた人もいると思います。人は不安な状態が続くとなかなか他の人にやさしくする余裕がなくなります。本当は優しい人でも悪口を言ったり、いじめに繋がる行為をしたりすることがあります。感染してしまった人やその家族、一生懸命病気を治そうとしている人に心無い言葉をぶつける人がいるというのはとても残念なことです。病気になって悲しいうえに、人から悪口を言われ、家族まで陰口やいじめを受けたら、本当に泣きたくなってしまいます。どうか世界中の人が元通りの穏やかな気持ちで生活ができますように。頑張っている人には応援や感謝を、悩んでいる人とは勇気や元気を分け合って、これからも生活していきましょう。人との距離はとるけれど、心の距離は縮めていけるようにいたしましょう。
ウイルスは怖いですが、人間同士の悪口やいじめの方が何倍も何倍も怖いと私は思っています。
何か心配なことがあったら、担任の先生に相談してください。また回りのおとなの人だれでもいいのでSOSを出してください。大人は皆さんのことを全力で支えます。
長くなりました。では、今日も少しずつ慌てず焦らず、学校生活のいろいろなことを思い出しながら、七小みんなで楽しい時間を創っていきましょう。
校長 藤原栄子