2020年7月24日金曜日

七小の新しい生活様式 その7

七小の新しい生活様式 その7

一人一人の頑張りは、

七小みんなを元気にする力です


ナンバー1 けやき学級

図工「ハチャメチャ カメレオン」

日本に伝わる妖怪「アマビエ」は、
海中から光を輝かせるなどの
現象を起こしたとされています。
疫病などを治めてくれる
妖怪ともいわれます。

けやき学級の子供たちが作った
「カメレオン」には、疫病を退治してくれる
のではないかと、期待してしまうくらい
生命力と、躍動感があふれています。

作品に込めるエネルギーに、
いつも七小みんなが
元気付けられています。

ナンバー2 1年生

「これが一年生?」

全員登校が始まってから一か月。
毎日毎日よく雨が降りました。
カッパを着て、荷物もいっぱいあって
そのうえ傘をさして歩く経験を
ほとんど入学前にしたことはない一年生です。
小さな体で、
本当によく頑張っていました。
昇降口に入る前に
傘をまずたたみ、
それから登校確認のカードを
タッチし、入り口にいる
担当の教員に、手指アルコールを
かけてもらって
長靴を履き替える。
こんな大変なルーティーンを
一人で黙々とやり続けた
一か月。

これが一年生の傘立てです。
こんなに上手に傘をしまうことが
できるようになりました。
小さな一年生のこんな頑張りが
七小みんなを元気付けてくれます。

ナンバー3 2年生

「絵の具のおしゃれなTシャツ」

絵の具を使って、おしゃれなTシャツ
が出来上がりました。
ラガーシャツみたいで
どれもとても素敵なデザインです。

廊下に干した洗濯物が
梅雨が終わって
きらきら太陽のもと
カラット乾きますように!

ナンバー4 六年生

「「楽しみは…の短歌より」

6年生が夏の楽しみを5・7・5・7・7の短歌に
表現しました。
廊下に全員の作品が掲示してあります。
個人面談の際に
是非ご覧になってください。
どれも子供たちの
今の心模様なのだと思います。
素直で、子供らしい
6年生の子供たちの
感性が光ります。

ご紹介します。
★「たのしみは 家族集まり 空の下 満開花火を 目に映すとき」
★「たのしみは 学年ふえおに 中休み どう逃げ切るか 考える時」






  


2020年7月19日日曜日

七小の新しい生活様式 その6

七小の新しい生活様式 その6

「はじめの一歩にチャレンジ!」


本来でしたら、来週はもう一学期の終業式。
しかし、今年度は学習時間を計算すると
約250時間分を臨時休業として過ごしました。

夏休みを縮小、土曜日の授業を設定、学校行事や
その準備のためのカットなどを精選等に取り組み、
90%以上の授業時数を確保しました。
あとは、子供たちやご家庭の負担過多にならないよう
十分配慮しながら、家庭学習でフォローを
お願いしながら学習活動を進めます。


感染症の感染リスクを避けるため、
沢山の制限のある学校生活ですが
七小の子供たちは、確実に様々な学習活動で
はじめの一歩を踏み出しはじめました。
そのほんの一部を紹介します。

はじめの一歩 ナンバー1

「ピカピカの1年生と

ピカピカの6年生の交流が実現」


例年ですと、本校は6年生全員が入学式に出席
入学式のお世話はもちろんのこと、
入学式の中では、七小の校歌を歌って紹介。
その次の日から、毎日一緒に朝の支度や
中休みを過ごすなど大活躍する6年生ですが、
今年はそのすべてを断念。

6年生はこの時をじっと待っていました。
ピカピカの6年生と、ピカピカの1年生の
コラボレーションがあちらこちらで復活。

立つ場所は離れているけれど、心の位置は
ぐんぐん近付いてきています。


はじめの一歩 ナンバー2

2年生

「初めての絵の具で、いろいろな濃さを楽しむ学習をしました」


筆洗いのバケツを正しく使うことが、
実は水彩画の大切なはじめの一歩です。


パレット片手に
画用紙に向き合う2年生の姿は
とても落ち着いていて頼もしくさえ感じます。
基礎基本を学んだら、そのあとには自由に
表現の世界を楽しんでくれたらいいなあと思います。

はじめの一歩 ナンバー3

3年生

「はじめて、割り算の意味を考えました」

本校では、3年生から、習熟度別少人数算数を
実施しています。
プレテストを行って、どこのグループで学習するのかを
単元ごとに希望し、担任と相談の上、決定しています。
「この単元は苦手だから、じっくり学ぶコースにしよう。」
「この単元は得意だから、
ぐんぐん難問にチャレンジするコースにしよう。」等々
子供たちの希望するコースは、ほぼブレがなく、信頼できます。
つまり妥当なコースを自分で選ぶことができるということです。
これは、この学校の子供たちの
素晴らしいところだと思っています。
3年生割り算では「8÷2の意味を考えよう」の授業中でした。
8個のクッキーを2個ずつ分ける場合と
8個のクッキーを2人で同じ数ずつ分ける場合と
同じ式でも意味が違うことを学んでいます。
難しい!!

この状況下においては、十分にはできませんが、
友達の考えを聞いて、比較したり、取り入れたりする、
対話的な学びがとても重要になります。
学校でしかできない学びを「楽しい」と
感じてくれる子が増えるよう、
教員は授業改善を重ねていきます。




2020年7月12日日曜日

七小の新しい生活様式 その3~5 キリンが来た!

七小の新しい生活様式 その3


大きな声は出せないけれど

心の声を聴いて

のびのびと表現できる!


けやき学級
「キリンが来た!ゾウも来た!」

けやき学級の子供たちが描いたキリンさんやゾウさんです。
構図や色合いのおおらかさ、大胆さに、
勇気付けられます。

声を出すことだけが表現ではありません。
自由に、豊かに表現できる力は、
コロナ禍であっても
各教科や領域の中でも耕していきたいと
思っています。

一階昇降口にけやき学級の
作品コーナーがあります。
ご来校の際には、どうぞご鑑賞ください。

                

七小の新しい生活様式 その4


子供たちの学びを止めない!

教員たちも学びを止めない!

令和2年7月8日(水)
校内研修会 研究授業
5年生保健 「けがの防止」



今年度の校内研究は
予定を大幅に変更し、
可能な範囲で
教員の学びを止めない
方法を考えています。

この日は保健の授業を
体育館に教室を移して、
行いました。
窓を全開にして風通しの良い体育館で
冷風機をフル回転。
教員は児童からソーシャルディスタンスをとって参観。
その後、協議会を開きました。


講師の先生からは、
①七小の児童がこのコロナ禍であっても 課題に対して真剣に取り組んでいること。
②保健の学習はいかに「自分ごと」と考えられるかが、決め手となるが、5年生なりに、自分事として考え始めているところ。
③マスクを着用し、送風機が大きな音で回る環境であるにも関わらず、友達の意見を聞こうと耳を傾ける姿勢。
 等々を褒めていただきました。

  このコロナ禍であるからこそ、保健の学習で自分や周りの大切な人たちの健康について、正しい知識を身に着けて 主体的に行動できる力を育んでいきたいと思います。

七小の新しい生活様式その5

「自分から」主体的に動いてみよう!

放送委員会が発足するまでの
6年生による委員会ボランティア
 
 今年度はまだ委員会活動が発足していません。
「トイレットペーパーがなくなりそう!」
「給食中の放送で今日の給食のことが知りたい」
「給食中に放送があったらいいな。」

そんな全校の願いを受けて、
6年生が立ち上がりました。

先週はボランティアで
学校のためにできることを
見つけて活動してくれました。

来週からは
6年生全員でプレ委員会を発足
担当の教員と
この状況下でもできることを見つけ
常時活動をすることにしました。
1学期限定のプレ委員会です。
2学期からは
5年生も加わって例年通りの
委員会ができたらと思います。

先輩から後輩へ
たての継承が3月からずっと
途絶えています。
異学年で学び合い高め合える関係を
少しずつ取り戻していきます。


                 








2020年7月4日土曜日

6年生移動教室中止のお知らせ&学びへの意欲を止めさせない!


6年生 日光移動教室の中止について


 学校は、教科等の学習をするところです。しかし学校行事もまた同じくらい、子供たちの健やかな成長のためには大切なものだと考えています。

 このコロナウイルス感染症の猛威はたくさんの子供たちがむき合って、手を取り合って笑いあって、涙を流し合って育っていくチャンスを、ことごとく遠ざけています。

 とても残念なことですが、6年生の子供たちの健康と安全を最優先して今回は6年生の移動教室の中止を決定いたしました。
 日光の現地の皆さんも、旅行会社やバス会社の方々も、そして実地踏査に行った各校の教員たちも教育委員会をはじめ、関係各諸機関の皆さんも、6年生を何とか日光に行かせたいと、ぎりぎりまで感染症リスクに対応する工夫を検討してくださいました。そして決定までの長い時間、子供たちの心の揺れに寄り添い支えてくださっていた保護者の皆さんのご尽力に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
                

 3日に6年生の児童にはこのことを担任から伝えました。がっくりと肩を落としたり、涙を流している子、やはりそうか・・と考え込んでいる子もいたと報告を受けています。
 クラスの子供たちの思いが痛いほど分かる担任は、この子供達が「七小の卒業生でよかった」と思ってくれるよう、ここから子供たちとまた切り替えて頑張っていかなくてはと、放課後に話し合っていました。以下は国分寺市教育長と学校長との連名で配布させていただいた6年生の保護者の皆さんへのお知らせです。







第6学年 保護者の皆様


令和2年度国分寺市立小学校移動教室の中止について


          国分寺市教育委員会  
          教育長 古屋 真宏
          国分寺市立第七小学校 
          校 長 藤原 栄子  


 日頃より本校の教育活動にご理解,ご協力いただくとともに,感染症対策にご尽力いただきありがとうございます。
さて,令和2年度における国分寺市立小学校の移動教室について,この間,市教育委員会及び小学校校長会では,新型コロナウイルス感染症の感染状況や宿泊地の実地踏査の内容等を踏まえて,実施の可否の検討を重ねてまいりました。
その結果,長時間のバス移動や限られた宿泊施設の中では三密の回避が困難であること,また,現地での児童の発熱があった場合等の,緊急事態への対応に十分な搬送及び医療体制が確保できない恐れがあること等の課題が明確になってきました。
このような状況を踏まえ,市教育委員会と小学校校長会の協議の上,今年度の国分寺市立小学校の移動教室については,中止という判断をいたしました。
今後,さらに時期を延期することは宿泊施設の確保が困難という経緯もあり,大変残念な結果となりましたが,児童の健康・安全を第一に決定いたしましたので,ご了承くださいますようお願いいたします。
児童には,本決定に至たる経緯を丁寧に説明してまいります。また,学校として,卒業までの日々の中で,児童の心に残る思い出をできる限り持たせられるよう努めてまいりますので,ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

7月3日 6年生家庭科授業の様子です。


 
洗剤の適量を計り、自分の体育着を手洗いしています。
自立した素敵な人になるために
一生懸命学んでいる子供たちの
学びへの意欲を止めさせないことが
学校の仕事だと思っています。
乾いた洗濯物をきれいに畳んで
大切に持って廊下を歩いている
誇らしげな6年生の顔が
とってもかわいかったです。