2020年6月28日日曜日

七小の新しい生活様式 その1~2

七小の新しい生活様式 その1


友達との距離はとっているけれど、
心の距離は縮められる。
遠くにはいけないけれど
世界は広げられる。






冒険好きの3年生は
ちょっと遠くの、
少し難しい意味調べの課題に
今、夢中です。

遠くには行けないけれど

世界は広げられる。


七小の新しい生活様式その2

品数は減らしているけれど

心のこもった給食を

感謝していただこう!

 国分寺市の小学校学校給食は各校の栄養士が集まってメニューを検討していますが、献立を作成し、地場野菜等を取り入れて食材の発注やアレルギーの対応等をするのは、すべて学校ごとの栄養士が担当しています。
 どこの学校の栄養士も、その学校の児童の実態等を配慮しながら、食育の一環と考えて、毎日安全・安心・おいしい給食をめざしています。
 このコロナ禍にあっては、栄養価を落とさずに配食に時間をかけないような給食のメニューを新しく考案してもらっています。品数は減らしていますが、その分たくさんの心配りをして給食を提供しています。先日のブルーベリー蒸しパンは、近所のブルーベリー農場から届いたばかりのブルーベリーがいっぱい入って幸せが詰まっている感じでした。おいしすぎてパクパクといただいてしまい、写真を撮るのをすっかり忘れた筆者。その代わりに栄養士が展示してくれたブルーベリーの写真をお送りします。





ブルーベリー蒸しパンがどんなお味だったかは、
どうぞお子さんから聞いてみてください。
この後もどうぞ日曜日のいち日を
ゆっくりとお過ごしください。






2020年6月19日金曜日

みんなが揃う22日が楽しみです

分散登校へのご協力ありがとうございました。

分散登校の期間は、
家庭学習への声掛けや、
登校時間に合わせた登校の準備等々、
本当にご協力ありがとうございました。

1年生の廊下には、楽しい絵が掲示されています。
あんまり笑顔が素敵だったので、
ブログで皆さんにも
ご覧いただきたくなりました。





家族で楽しく過ごしている様子の絵です。
おやおや?
1年生の絵には、残念ながら、
まだ学校のお友達は
ほとんど描かれていません。
無理もないことだと思います。
家族で過ごす時間が、
お子さんにとって最も居心地の良い
幸せな時間だということです。

これからは、少しずつ少しずつ
みんなで笑ったり、泣いたり、考えたり、
譲ったり、譲られたりしながら

学級での歴史を刻みながら
学級みんなで過ごす時間の楽しさを
味わい、感動を共有していけたら
いいなあと思っています。


一年間が終わるころには、お友達と過ごした
楽しい時間の思い出が
画用紙いっぱいに描けますように!
そんな願いを込めて
22日からの教育活動にあたります。

分散登校中に見つけた

七小の子供たちの素敵なところ

💛素敵なところその1💛
「友達と学び合うことが大好きです。」

4年生の体育の様子です。

ソーシャルディスタンスを保ちながら、
隊形を崩さずに
気持ちを合わせて走る学習です。
一人ではできない学びを
みんなで力を合わせて頑張っています。

算数に取り組む5年生です
一つの問いに対して、たくさんの考えが
出てきます。
自分の考えと比較してみると
さらに新しいは発見があります。
学校でしかできない
友達と学ぶ意味を、
分散登校中の子供たちに、改めて
気付かされました。



💛素敵なところその2💛
「周りのことを思いやることができます」


6年生の教室前のトイレの様子です



2年生の傘立ての様子です

3年生の教室前にある国語辞典の書架です。


次に使う人のことを想像したり
周りの人への気を配ったり
そんな想像力のことを「思いやり」
というのだと思います。
分散登校中のあちらこちらで、
七小の子供たちの素敵なところが光りました。













6月22日(月)からの週時程表

6月22日(月)からの週時程をお知らせします。
6月22日(月)にプリントで配布しますので、ご活用ください。
https://drive.google.com/file/d/1-gK2sOk3YG4ogoh_Y_X-U4Edj6Sc4aY1/view?usp=sharing

2020年6月13日土曜日

ゆっくりあめのひ(かたつむりでんきち作)


ゆっくりあめのひ(かたつむりでんきち作)

図書室の前の季節の掲示板には
アジサイの花が咲きました。


工藤直子さんの詩集「のはらうた」から
ゆっくりあめのひ(かたつむりでんきち 作)
が、季節の掲示板を飾っています。

雨の日には雨を楽しんで、ゆっくり歩いて
素敵な夢を見ているカタツムリのことを
想像しながら、やさしい気持ちになりました。


いつもは図書ボランティアの保護者の皆さんと
本校の学校司書とのコラボレーションで作り上げる
季節の掲示板ですが
今回は学校司書と、教職員の共同作品となりました。


梅雨の雨の後には
きっときっと青い青い夢があふれ出して
穏やかな日常が待っていると信じて
わたしたちも「かたつむりでんきちさん」のように
ゆっくりでも歩みを止めず
一歩一歩前進していきたいなと思います。



2年生の教室では、

「パクパクへびさん」の作品作りが

佳境に入っていました。


迎える会等をしてあげられていない
1年生のために
2年生からの歓迎のプレゼントにするとのこと


昨年の今ごろの自分のことを
思い出しながら
長いトンネルから、一緒に飛び出した
ドキドキわくわくの気持ちに共感しながら
思い思いの色を付けたり
シールを貼ったりして
黙々と作品作りに取り組んでいる
ちょっと穏やかで
ちょっと誇らしげな先輩たちの顔が
素敵でした。






各学年の学年の畑では、みんなと会えるのを

植物たちも待ってます!


水をあげてくれる
七小の子供たちが
早く全員そろって
畑を訪れてくる時を
ジャガイモも
ホウセンカも
ツルレイシ(ゴーヤ)も
今か今かとツルを長ーくして
待っています!

2020年6月10日水曜日

2020年6月9日火曜日

おいしい給食を食べて元気が出てきました!

分散登校が始まって2週間
少しずつ、少しずつ
学校生活のことを思い出しながら、
子供たちはみんなで学び合い、高めあう教室を
取り戻そうとしています。

長い長いトンネルの中にいた子供たちです。
出口のない不安や、目に見えないウイルスへの不安
友達との会話のない毎日等々

そんなに簡単には立ち直れないくらいストレスを
抱えてしまっているお子さんも
たくさんいます。

そんな子供たちの痛みに寄り添いながらも
一歩一歩前進できるように
今、必死で子供たちと向き合っています。

これまでは、ご家庭で沢山工夫をして、この緊急時を
過ごしていただきました。
学校からの課題にも、ずいぶん無理をお願いして
取組んでいただきました。
ここからは、私たちがしっかりと子供たちを
支えていかなければと思っています。

工夫その1 学校生活のリズムが戻るまでは一日の流れ等を可視化して、子供たちの見通しがもてるようにします。

分散登校は在校時間が短い分子供たちの気持ちも
だいぶ楽なのですが、登下校の不規則さは
やはり相当負担になっていると思います。
いつもと違う授業の流れに戸惑わないよう、
できるだけ、一日の流れで各担任が
学年に合わせて可視化するよう工夫をしています。


工夫その2 できるだけ学校でしかできない体験的な学習を入れて、子供たちの学ぶ意欲を引き出します。算数など、操作活動をいっぱい取り入れたいところですが、それにはたっぷりの時間を保障してあげなければなりません。この状況下でなかなかたっぷりとまではいかないところが、各担任の悩みです。


工夫その3 おいしい給食をみんなで楽しくいただきます。
とはいっても、給食がちょっと苦手なお子さんもいます。そんなお子さんでも、無理なく給食を楽しんでもらえるよう、栄養士をはじめ給食室一同、心を込めて給食を作ります。
「今日の焼きおにぎりがおいしかった!」とわざわざ栄養士のところまで言いに来てくれた子がいました。いつもこんな感じで、子供たちに励まされて私たちは元気をもらっています。

 前を向いて、おしゃべりなしでいただく給食です。友達との距離は広げていますが、心の距離はぐっと近づけながら、今日もおいしくいただきました。机の上を拭き、アルコール消毒している間、子供たちは椅子に座ってしっかり待っています。拭いてもらった教職員に「ありがとうございます。」と自然に言葉が出てくる七小の子供たち、本当に素敵だと思っています。

工夫その4 コロナウイルス感染症のことをきちんと学び、感染防止に主体的に取り組みます。
活動のあとは手を洗う習慣が前からありましたが、今は、活動の前にも手を洗っています。道具や用具などを共有したり、教室のいろいろなところに触れたする場合の他者へのマナーとして、手を洗っています。なんで手を洗うのか、しっかり学んで取り組むようにしています。





1 コロナウイルスのことを知る。
2 感染拡大防止の行動に主体的に取り組む
3人との距離を取り、心の距離を縮める。
これが子供たちに伝えた三つの提案です。

難しいことだけれど、七小の子供たちは、一生懸命
感染症拡大防止に取り組んでいます。

いろいろな規制なく、のびのびと子供たちが毎日を
過ごせるように、私たち大人も頑張らなくてはと思います。

どうぞ皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。



2020年6月8日月曜日

今後の国分寺市立学校の対応について  教育委員会より

 国分寺市教育委員会より「新型コロナウイルス対策を踏まえた今後の国分寺市立学校の対応について」の文書が出されました。
 これに基づきまして、本校の学校行事予定につきましては、近日中にお知らせします。
https://drive.google.com/file/d/1sN_trxl3vkujvAzOZb2ydUIOS7D2mxqo/view?usp=sharing

2020年6月7日日曜日

いよいよ給食が始まります

いよいよ6月8日(月曜日)から給食が始まります。

毎日お弁当や、コンビニ食等々で
昼食をしのいできた教職員は
この日を首を長ーくして待っていました。
学童のお弁当作りや、
日々のお昼ごはんづくりを担当してくださった
保護者の皆様
長い間、本当にお疲れさまでした。

一年生には、給食のオリエンテーションを行いました。

栄養士からは
次のような内容でガイダンスがありました。

食べることを楽しみましょう!
少しずつでいいので、
なんでも食べられるようにしましょう。
コロナウイルス感染対策を徹底しましょう。
食物アレルギーについてみんなで共有しましょう。

どれも難しいことばかりですが
一つ一つ
一年生にもわかるように伝えました。
一度では難しいですので
これからも機会あるごとに
食べることの大切さや楽しさを
伝えていきます。

栄養士とは今後食育の学習等で
一緒に学ぶ機会も多いです。
「今日もおいしかった!」
「今日のメニューのレシピを教えてください!」
とわざわざ伝えに来る子もいます。
そんな交流が、栄養士や、七小給食室全員の
力の源となっています。
  

食物アレルギーの対応食(除去食等)を

提供しているお子さんがいます。

本校では学級の子供たちに、
誰がどんな食物に対して
アレルギー対応が必要なのかを
一年生の時から、しっかりと伝えています。

学級みんなで
食物アレルギーと向き合っている友達のことを
理解していこうという取り組みです。
しっかり知ることで、誤解や偏見を排除し
自分と違った対応に対する
協力と思いやりを育ていきます。



本校教職員全員と、給食調理員も一緒に
アレルギー対応の実技研修と
コロナ対策に対応する実技研修とを行いました。

安心・安全な給食を提供し
子供たちが心も体も健やかに
育ってほしいと願いながら、
チーム七小教職員緊張感をもって
8日の給食開始を迎えます。

先日配布したコロナウイルス感染症対応マニュアル

(6月4日版)給食編をご覧ください。

持ち物のご準備等よろしくお願いいたします。
ABグループの調整のためグループが替わる
ご連絡を入れさせていただいた
ご家庭は、どうぞ登校日のご確認を
再度よろしくお願いいたします。





2020年6月4日木曜日

分散登校の教室から&大好きな七小の児童の皆さんへ

分散登校4回目の一年生の教室です。

図工は専科の教員が担当します。

「て あし ぶらぶらくん」に挑戦!
まずはよく話を聞くこと
折ったり切ったり糊付けしたり
自由に発想したり!
図工の基礎・基本がたっぷり詰まった教材なのですが・・・・

この落ち着きと楽しい発想、そしてこの集中力が素敵です。
これからみんなでいろいろなことに挑戦していけそうで
とても楽しみです!

 

朝の放送では、こんな話を全校の子供たちに向けておこなっています。

「七小の大好きな児童の皆さんへ」

 学校生活が始まりました。皆さん調子はいかがですか。長い長いお休みが続きました。不安な気持ちや、緊張が続いている人、身体も心も重たい感じの人もたくさんいると思います。でもこの見えないウイルスとの戦いには必ず終わりがあります。皆さんのように子供たちがたくさん我慢したり、努力したりしてきたことが、無駄にならないよう、私たち大人も頑張らなくてはいけないと思っています。
 
それでは、新型コロナウイルスへの対策に次の三つを提案します。
まず一つ目
 「コロナウイルスのことをよく知りましょう。」ということです。よく知らないところに行くときや、目に見えないお化けなどはとても怖いですね。それと同じで、コロナウイルスのことをちゃんと学ぶと、意外と弱点があることが分かります。
なぜ人との距離をとる必要があるのか、なぜ手を洗うのか、しっかりその意味を学んで攻略法を見つけていきましょう。
次に二つ目です。
 「七小みんなが主体的に対策に乗り出しましょう」ということです。誰かに「手を洗いなさい!」といわれると、「さっきやった。」とか、「後で洗う。」とか言いたくなりませんか。でも自分の命、自分の大切な人の命を守るために自分から手を洗おうと思うと、なんかやる気が出てくるような気がします。主体的にというのは大切ですね。
最後に三つめです、
 それは、「人との距離を広げるのと反対に、人との心の距離は縮めていきましょう」という提案です。目に見えないウイルスへの不安から、世界中で人への悪口や、いじめが広がっているという報道を聞いた人もいると思います。人は不安な状態が続くとなかなか他の人にやさしくする余裕がなくなります。本当は優しい人でも悪口を言ったり、いじめに繋がる行為をしたりすることがあります。感染してしまった人やその家族、一生懸命病気を治そうとしている人に心無い言葉をぶつける人がいるというのはとても残念なことです。病気になって悲しいうえに、人から悪口を言われ、家族まで陰口やいじめを受けたら、本当に泣きたくなってしまいます。どうか世界中の人が元通りの穏やかな気持ちで生活ができますように。頑張っている人には応援や感謝を、悩んでいる人とは勇気や元気を分け合って、これからも生活していきましょう。人との距離はとるけれど、心の距離は縮めていけるようにいたしましょう。
 ウイルスは怖いですが、人間同士の悪口やいじめの方が何倍も何倍も怖いと私は思っています。
 何か心配なことがあったら、担任の先生に相談してください。また回りのおとなの人だれでもいいのでSOSを出してください。大人は皆さんのことを全力で支えます。
長くなりました。では、今日も少しずつ慌てず焦らず、学校生活のいろいろなことを思い出しながら、七小みんなで楽しい時間を創っていきましょう。
校長 藤原栄子