令和6年7月17日(水)、
こすもす教室の先生たちによる
多様性理解授業が2年生の各教室で行われました。
「さいごまで しずかに みてきく」約束で
授業が始まりました。
みんなで取り組んだ「かぶっていこうぜ」という
ゲームでは、大勢の人の意見と一致することを
目指して考えました。
まずは「赤いくだもの」と言えば?
多数派は「リンゴ」でしたが「いちご」や
「すいか」もあったようです。
この問題で「みんなが考えそうなことを
書く方がいいんだ」と何となくわかった2年生は
次に「大きなどうぶつ」と問われると、
ほとんどの児童が「ぞう」と答えました。
さて、今度は自分の気持ちに正直に考えます。
ワークシートの当てはまるところに〇を付け、
可能であれば理由も書き加えます。
かなり意見が分かれるところもあれば、
傾向が似通ってくるところもありました。
友達の発言を聞いて「ああ、そっちの方が
オレの気持ちに近いぞ」とか、
「そうそう、同じ」等などと呟く子もいました。
4つのシチュエーションについて考えた後、
この学習を通して思ったこと・気付いたことを
ワークシートに書きました。
同じ教室で一緒に勉強していても
誰もが同じものを目指したり
同じことを考えたりしているわけではない、
でも同じことを考えている人がいることもある、
そういうことをわかり合い、誰かと一緒に
何かに取り組むことを楽しめるように
手助けするところが七小の中にはいくつもあります。
真面目に一生懸命考えている2年生の率直な気持ちや
優しさが伝わってくる学習でした。