2020年11月12日木曜日

ダン・ラン7(セブン)予告編

「ダン・ラン7」予告編を特集します。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の猛威が私たちの生活を一変させてしまったころから、もうずいぶんたくさんの時間がたちました。一度諦めかけた運動会ですが、どんな形であれ、子供たちの一生懸命な姿を見ていただける場を、この11月14日と決めて、準備を進めてきました。誰も経験したことのない、「ダン・ラン・7」を、いよいよ土曜日に迎えようとしています。
 学習に充てることができる時間は、臨時休業によって、大きく減りました。その分、土曜日の学習を行っても、月曜日を6時間授業にしても家庭学習を頑張ったとしても、まだまだ時間は足りません。学校行事として取り組んできた様々なことを、学習に振り替えて時間を確保。年間の指導計画も大きく入れ替えをして、次の学年になる時に、しっかりと力を付けていられるように今、取り組んでいます。
 一方、学校行事も子供たちに豊かな人間性と学びに向かう力を育てるために大切な時間だと考えてきました。特に、昨年度末の卒業式、4月の入学式、移動教室、縦割り班活動等々、最高学年の自覚と自信をつけるために必要な学校行事が体験できていない6年生のことをずっと思いながら、試行錯誤を繰り返してこのダン・ラン7を企画しました。
 この学校の6年生でよかったと6年生が感じ、明日に向かう力が湧いてきたら嬉しいです。そんな6年生の姿から後輩たちも七小の伝統を引き継ぐことができると信じています。

ナンバーワンの走りではなく、オンリーワンの走りを!


 走競技では、今年度は順位をつけることは致しません。でもこの日をめざして練習してきた「走り」をどうぞ応援してください。スタート地点に立った時の押しつぶされそうな感じの緊張感、走り出したときに頬に感じる風の強さ、自分と向き合った数十秒間と走り切った時の爽快感等々。数十メートルであっても、子供たちの成長には大切な体験だと考えています。
 ナンバーワンの走りではなく、オンリーワンの走りをどうぞ認め、励ましていただければと思います。

夢中になれることがあるって素敵です

 各学年の表現予告編です。例年ですと、3週間ほど前から運動会の特別時間割を組んで、体育の時間を多めにとって練習をしていました。でも今年度は、前出の通り、体育の学習の時間だけを特別に設定することはできません。2週間でやれることに精一杯取り組みその成果を発表することに決めました。そしてコロナの三密対策もありますので、本番まではほとんどマスク着用、ソーシャルディスタンスをとっての、制限のある中での練習となりました。
 そんな制限の中でも、休み時間も自分たちで練習したり、授業で全員が揃うまでのほんのわずかな時間を使ってもダンスを練習する姿もありました。夢中になってダンスに取り組んでいるときの子供たちの顔は、本当にほれぼれするぐらい輝いています。夢中になれることがあるって素敵です。
2年生「全集中! 2年の舞」

6年生「轟6(とどろく)ソーラン」

4年生「エイエイサー」

3年生「七小花笠」

1年生「友よ!」

5年生「七小ソーラン」
 
 けやき学級の子供たちは、それぞれの学年の交流学級に入って、一緒に競技や演技に取り組んでいます。特に、2年生表現のオープニングは、けやき学級の2年生の太鼓名人たちが、武州太鼓の先生と一緒に学んだ太鼓のバチさばきを披露します。こうご期待!

 それぞれの子供たちが、それぞれの場面で、一生懸命力を出し切って、ダン・ラン7に臨みます。子供たちのこの日の頑張りに、そしてこの日までの積み重ねてきた努力や工夫に、どうぞ大きな拍手をお願いいたします。
 13日付で再度の参観のためのお願いを一斉メール配信します。保護者の皆さんで一致団結して子供たちの応援団になっていただけることをお願いいたします。お願いすることの大変多い「ダン・ラン7」ではありますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

恐るべしケヤッキーの生命力

南門の本校のシンボルツリー ケヤッキー

 全くの余談です。
 この写真は今日の夕方撮影した本校のシンボルツリーの欅です。実はこの夏の終わりに、毛虫が発生し、専門の植木屋さんに、枝の剪定をしていただき、さっぱりとしたスポーツ刈りになっておりました。
 隣の桜の木の葉っぱはすっかりと色付き、まさに落葉の季節を迎えているところです。ところがケヤッキーは、こんな感じで、最近青々とした緑の新芽が出始め、新緑の季節を迎えています。恐るべし、ケヤッキーの生命力!毎日七小の子供たちの頑張りを一番いいところから見下ろし、応援してくれています。ご来校の際は、子供たちの躍動とともにケヤッキーの生命力からも、どうぞ元気をもらってください。
 
 ダン・ラン7の受付は、このケヤッキーのある南門一か所です。北門からは敷地内に入れませんのでお間違えのないよう、ご来校ください。