ご存じの通り、本校は、平成25年度より国分寺市教育委員会よりコミュニティ・スクールの指定を受け、本年度が3年目の取組となります。
コミュニティ・スクールとは、学校、地域、家庭が一体となりよりよい学校をつくりあげるための仕組みです。しかし、その取組は各学校の創意工夫に任されています。
そこで、第七小学校がコミュニティ・スクールとしてどのようなことに取り組んでいく必要があるのかということを、地域、保護者の代表の方と本校教職員で話し合うために、この「七小熟議」を一昨年度より開催しています。
本日の熟議には、保護者、地域関係者、コミュニティスクール協議会委員など、様々な立場の方にご参加いただきました。
今日の熟議では、次のようなやり方で進めました。
① 自己紹介
② 七小について「気になる現状」「改善したいこと」「こうなったらいいのにと思うこと」などを付箋に記入する。
③ 記入した付箋を模造紙に貼りながら、分類する。
④ 分類された付箋の内容から、そのために私たちができることを協議する。
⑤ 全体会で、グループごとに協議した内容を報告する。
協議では、トイレなどの施設の問題、地域の方と子供たちの交流について、挨拶について、交通ルールを守ることについて、親の子供へのかかわり方、防犯面など、様々な視点から様々な意見が交わされました。そして、どのグループも、普段以上にかかわりを深め、時には談笑しながら、子供たちのため、七小のために意見交流することができました。
普段、時間をしっかりとって意見を交流する機会はなかなか取れないものです。今日は、とても貴重な時間となったと、教職員も、保護者や地域の方も感じることができました。