今日は5年生が、ボランティアセンターの協力を得て、疑似高齢者体験を行いました。保護者の方もたくさんお越しいただき、御協力をしてもらいました(ありがとうございました)。
5年生は、これまで障害のある方について、総合的な学習の時間を使って様々な調べ学習を進めてきたところですが、この学習はもともと「福祉」という大きな枠組みで進めてきたもので、本日の高齢者体験も、この福祉に関する学習の一つとして実施されたものです。
子供たちには、ひざやひじを固定して動きづらくさせたり、前かがみになった時に重心が前になるようにリュックのような袋におもりの入ったものを体の前側にしょったり、手首におもりをつけたり、視力を落とすための眼鏡をかけたり、音を聞きづらくするために耳栓を付けたりなど、高齢者が感じている状況に近づけました。そして、その状態で折り紙を折ったり、字を書いたり、階段の上り下りをしたりなどして、実際の動きを体感したのです。
実際に体験して、動きづらさ、やりにくさを感じることで、高齢者の気持ちに寄り添うことができるのだと思います。
|
初めに挨拶と説明を受けました。 |
|
ひざやひじを固定し、曲がらないようにします。 |
|
体の前に重みを感じられるようにしています。 |
|
手首におもりも付けました。 |
|
眼鏡と耳栓もしました。 |
|
教科書の問題を試写してみました。 |
|
おり紙を折ってみました。 |
|
階段を上って動きにくさを感じます。 |
|
実施後の感想です。 |