体育館で行われた始業式では、4年生の代表児童が、新学期に当たっての言葉を堂々と述べてくれました。以下にご紹介します。
<Oくん>
僕が1学期で頑張ったことは2つあります。
一つ目は、逆上がりです。ぼくは、まだ逆上がりができません。あと、うでの力で鉄棒におなかを近づけるだけなのですが、なかなかうまくやることができません。ところが、ある日、僕は体育の授業で、いつもの通り、逆上がりの練習をしていると、なんと、人生初、逆上がりができました。最初は、僕は何だがよく分かりませんでし
たが、しばらくすると、自分で逆上がりをしたことに気がついて、とてもびっくりしました。そしてうれしさのあまり、「やったぁ。」と思わず声を出してしまいました。でも、もう一度やってみるとできなかったので、少し残念でした。この奇跡の成功をもとにして、2学期には、何回もできるように必ずなりたいと思っています。
二つ目は、平泳ぎのことです。今年の検定では、3級の平泳ぎに挑戦します。一度プールで練習してみましたが、息つぎの時に、どうしても体がしずんでしまいます。家に帰って、お母さんにこのことを話すと、「手を顔の前にもってきたときに息つぎをしたら。」と、アドバイスをしてくれました。しかし、夏休みの一回目のプールは、雨天で中止になり、二回目の検定もなんと、循環ろ過器の故障で中止になってしまったのです。そのため、残念ながら、一度も検定を受けることができませんでした。中止になったのは仕方がないことですが、ぼくは、一度も平泳ぎを検定で見てもらったことがないので、2学期のプールこそは、必ず、合格したいと思います。
この2学期には、この二つのこと以外にも、国語や算数、社会や理科などの教科で、1学期よりも、もっともっといい成績をとりたいと思っています。
<Mさん>
私は4年生の1学期で、たくさん学んだことがありました。
春になった運動会のダンスでは、「荒馬」をおどりました。「荒馬」では、4年生として3年生に見本を見せました。また、みんなと意を合わせてそろえないといけなかったのでとても大変でした。そこで学んだのは、人への気配りです。自分ができればいいというものではなく、相手に合わせなくてはいけないということでした。また、リレーの選手の時は上級生の話をしっかり聞き、それを自分で行動することを学びました。
また、遠足では日和田山に行きました。とても急な道で、ほぼがけでした。そこで学んだのは助け合うやさしさ、みんなでがんばる勇気でした。登れない子を助けたり、みんなで足を引っ張ったりしないようにしました。巾着田にも行きました。一人の子がいないように仲よくさそい合ってお弁当を食べました。
4年生は39人で一クラスになってしまったので、20人や19人の時とちがい、教室が机でいっぱいになり、とてもにぎやかになりました。先生もいそがしくなり、自分がしっかりしないといけないなと思いました。
2学期は、その学んだこと、経験したことを生かして、展覧会や音楽会などのたくさんの行事、日々の生活などを精いっぱいがんばっていきたいです。また、これからも学ぶことを大切にしていこうと思います。そして、高学年として低学年を引っ張っていけるような人になりたいです。
始業式は、みんな静かな立派な態度です。 |
追伸
本日の午後は、引き取り訓練があります。保護者・ご家族の皆様、ご協力の程よろしくお願いします。