2018年12月1日土曜日

4年生 CS 地域参画型授業

4年生は、9月から総合的な学習に時間に、地域の皆さんのお力をお借りして「日本の文化にふれよう」という学習をしています。(12月の学校だよりと、9月11日のブログも合わせてごらんください。)


「雅楽の音色に魅せられて」

 9月8日に三人のプロの雅楽奏者の皆さんにご来校いただき、雅楽を演奏していただきました。

 凛とした音色が校内に響き、自然と厳かな気持ちに誘われました。

 4年生はまだ歴史認識は未学習ですがが、私たちの文化の根っこのところにこれらの音楽があることを知ることができました。





 今4年生は 百人一首に取組んでいます。和歌を覚え、その時代の人たちの暮らしぶりなどを、学習しています。

11月29日(木)
今日は「文香(ふみこう)」に挑戦です。
初めに、講師の井(いのもと)先生から、お香の文化が流行したわけを教えていただきました。






15種類のお香を各班に準備していただきました。これらのお香をオリジナルにブレンドして、自分だけの香りを作ります。

うまく調合するコツは
①少しずつくわえていく。
②白檀(びゃくだん)の香りを最初に必ず入れる。
③油の多い丁子(ちょうじ)や刺激の強い龍脳(りゅうのう)などは少なめに。
④甘いだけではなく、ピリッとした隠し味が入ることが大切。



 


 保護者の方々も、多数かけつけてくださり、作業のお手伝いをしてくださいました。出来上がったオリジナルブレンドのお香を,懐紙に包み、文(ふみ)の中にしたためました。

 こどもたちは出来上がるとすぐに友達と香り比べをしたり、お手紙を見せ合ったりしてたっぷり楽しみました。 
 大好きな人や、大切な人に、香りを添えてお手紙を送る日本の豊かな文化を、こんなに純粋に楽しめる4年生の子供たちは本当に素敵です。

 講師を引き受け、細やかな心配りや準備をしてくださった井(いのもと)先生や お手伝いくださったCS会長増田さん・保護者の皆さん、本当にありがとうございました。