令和6年5月2日(木)の給食は、
きゅうりナムル、ワンタンスープ、
ミニトマト、牛乳、そして
一つずつ竹の皮に包まれている中華ちまきでした。
5月5日の「こどもの日」は、男の子の節句とされる
端午の節句の日でもあります。この日には柏餅や
ちまきをよく食べますが、それは関西から西日本に
広がった風習によると言われます。遠い昔の中国の
詩人・政治家 屈原が陰謀によって国を追われ、
川に身を投げた時、惜しみ嘆いた民衆が屈原に
お供え物が届くように工夫したちまきを川に
投げたという言い伝えがもとになっています。
忠誠心が高かった屈原をしのび象徴とされたちまきが
忠義の心をもつ子に育つことを願う風習につながり、
男の子の節句に重なってきた時代の経緯が、
昨今ではなかなか理解しにくいかもしれません。
いろいろな具材が入っているちまきを食べ、
男女問わずどの子も健康で成長していくようにと
国分寺市の市立小学校では、今日または7日に、
願いを込めてこの献立を実施しています。