生活科(1年生)造形砂場での学習から
1年生の図工の大切な学習の一つに造形砂場での、造形あそびがあります。
今日はそこで学んだ「お砂場道」について、お伝えします。
はじめはみんな自分が持ってきたおもい思いの道具で、一人遊びが始まります。
そのうち、大きな山や川を作り出す子が出てくると、自然と仲間が集まります。そして水を運ぶ子、砂を盛り上げる子・・と子供たち同士で分業の話し合いがつきます。
周りにいた子も、だんだんと集まり、「ここに穴をあけてみよう。」「二つの山を合体しよう。」と、プロデュースする役割の子も現れて、素敵な協働体が出来上がります。
一つの目的のもとに集まった素敵な仲間たちです。
でも楽しいことには、終わりがあります。そのことをきちんと学ぶのも「お砂場道」の大切な学び。
作った山は崩し、使った道具は片付け、次に使う人たちのために全力で片づけるのが、「お砂場道」の奥義の一つでもあるのです。
入学したばかりの一年生。協働体で楽しく遊べたことは学校生活の大きな自信になります。
だいぶ汚して、相当濡らして帰るお子さんもいるかもしれません。お洗濯を担当してくださる保護者の皆さんごめんなさい。今日の所は、「お砂場道」の修行だったということで、多少のトラブルはどうぞご容赦くださいませ。