本校は、今年度、国分寺市教育委員会より「コミュニティ・スクール」の指定を受け、様々な教育活動を展開してまいりました。
以下、本校がコミュニティ・スクールとして実践してきたいくつかの内容を振り返りながら、紹介させていただきます。
(1)七小コーディネータ部会の開催
保護者代表の方を中心として「七小コーディネータ」を組織している
ことが本校のコミュニティ・スクールの大きな特徴の一つです。
コーディネータの方々と教職員が協力し、それぞれの学年で行う
地域参画型授業(※)の計画について話し合いました。
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(2)「七小熟議」の開催
6月に「七小熟議」を開催いたしました。
保護者代表、地域住民の方々にお集まりいただき、教職員と共に
現在の七小の課題やその課題の解決に向けて、私たちが協力して
取り組むことができる解決策について話し合いました。
保護者、地域、学校の三者がお互いの理解を深める有意義な時間となりました。
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(3)七小パパ会の発足
コミュニティ・スクールとしての指定と共に、今年度は
「七小パパ会」(親父の会)が発足しました。
「ドラム缶ピザ」、「お月見の会」、「学校キャンプ花火大会」と
「七小パパ会」のお父さんたちも大活躍の一年でした。
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(4)学校キャンプの実施
7月には、学校キャンプ実行委員会、保護者の方々の
御協力をいただき、学校キャンプを実施しました。
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様々な方々の御協力をいただき、参加した子供たちの思い出に
残る素晴らしいキャンプとなりました。カレーの味も抜群でした。
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(5)サマースクールの実施
8月26日~28日の3日間サマースクールを実施しました。
これは早実高等部の科学部のお兄さん、お姉さんたちが
七小の子供たちのために実施してくれた「科学教室」の様子です。
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二中の校長先生をはじめ、二中の先生方、七小の保護者の方、
公共施設・地域の関係者の方など大変多くの皆様に御協力いただき、
全33講座を開催することができ、のべ521名の子供たちが参加しました。
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(6)食育教育の推進
食育教育の一環として、各学年にて「食」をテーマとした授業を
実施いたしました。第4学年では、野菜ソムリエの方をお招きし、
カボチャのビタミンについて学ぶとともに、丈夫な体をつくるための
正しい食生活のあり方について考えました。
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(7)地域参画型授業の実践
七小では、コーディネータや保護者、地域の皆様に御協力をたいだき、
全学年及びけやき学級で地域参画型授業を実践しています。
保護者や地域の方々の教育力を学校に結集します。
写真は、外国の方々をゲストにお迎えして5年生が実践した
「国際パーティーを開こう」の授業の様子です。
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「コミュニティ・スクールって何だろう?」、「七小では、コミュニティ・スクールとしてどんなことに取り組んでいるの?」。
そんな思いを抱かれていらっしゃる保護者、地域の方々もまだまだ多くいらっしゃるのではないでしょうか。
1月25日(土)の学校公開では、4校時(11:30~12:15)に多目的室にて、保護者・地域の方々を対象とした「コミュニティ・スクール実践報告会」を開催させていただきます。
報告会では、七小のコミュニティ・スクール協議会委員やコーディネータの方々の御紹介をさせていただくとともに、コミュニティ・スクールとしての七小の取り組みについて説明させていただきます。
また、特に地域参画型授業の実践について、学校や保護者、地域関係者、子供たちといった様々な立場から、その取り組みの内容や成果について、わかりやすく説明をさせていただく予定です。(これまで全学年・けやき学級で取り組んできた地域参画型授業の内容がわかる “実践事例集” も配布させていただきます。)
多くの保護者・地域の皆様に御参会いただけますよう御案内申し上げます。