2015年2月27日金曜日

【4年生】二分の一成人式

 本日5校時、体育館にて、4年生の「二分の一成人式」が行われました。
 
子供たちの進行で「二分の一成人式」が始まりました。
初めに「プリーズ・ プリーズ・ ミー」を演奏しました。

校長先生からのお祝いの言葉です。
「二分の一成人式」の意味についてのお話も聞きました。
・自分の成長を振り返り、自分のよさに気づくこと
・大人になるために夢や目標を持って頑張ること
・みんなの生活を支えてきた方々への感謝の気持ちを伝えられる機会とすること



子供たちが夢や目標を語りました。サッカー選手、学校の先生、
すてきなお母さん など笑顔でみんなに語りかけました。

代表の子供たちがお父さん、お母さんに感謝の気持ちを手紙にして
伝えました。
お父さん、お母さんからは、「どんなに怒っても、あなたが大切です」
という子どもたちへのメッセージがありました。
    
合唱「10才のありがとう」
♪ランドセル  よごれた分 思い出できた♪
子供たちの思いが込められた歌声が体育館に響きました。

10年間大切に育ててくれてありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
 
        
「サッカー選手になる!もう決めたんです!」
「世界中のみんなを笑顔にしたいです!」
「命を守る仕事がしたい!」
子供たちの力強い言葉に、これからの大きな可能性を感じます。
子供たちは、大人への階段をまた一歩踏み出しました。(副校長)

【6年生】キャリア教育「はばたけ未来へ」

 本日は5、6校時に6年生がキャリア教育の一環として、地域参画型授業「はばたけ未来へ」の学習を行いました。
国分寺北口の商店街の俵屋(おそば屋)さんのご主人と、国分寺消防署の署員の方、第二中学校の副校長先生をゲスト・ティーチャーとしてお招きし、授業を行いました。

卒業を間近に控えた6年生の子供たちに、ゲスト・ティーチャーの
皆さんが、「子どもの頃に考えていた将来の夢」、「現在の職業を
志したきっかけ」、「仕事での苦労や喜び」、「仕事に対する信条」
などについて、子供たちにお話をしてくださいます。

俵屋のご主人のお話です。
おそば屋さんを継ぐ時には、「父親よりおいしいおそばを作りたい」
という一心で食についての勉強をしました。

近江商人の言葉に、「三方よし」という言葉があります。
「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」という意味です。
商売をする上で、大切にしたいことを表しています。
この言葉は、商売だけでなく、色々なことに当てはまります。
自分が起こした良い行動は、「自分」、「相手」、「まわり」に良い
影響を与えます。

6年生の子供たちは、自分の思いと重ねながら、ゲスト・ティーチャーの
皆さんのお話を聞いています。

国分寺消防署の方のお話です。
大学を卒業後、公務員試験を受け、消防学校で半年間、消防の
知識と技術を学びます。男性も女性も同じ訓練を受けます。

この職業に就いて、「力では男性に勝てない」と感じる時も正直あります。
しかし、そのことをマイナスにとらえるのではなく、どのような活動をする
時でも、よく考えて、柔軟に工夫して取り組むようにしています。


二中の副校長先生のお話です。
小学生の頃は、まだ将来の夢や職業も漠然としていました。
高校時代の部活動や大学での生活で、様々な人との出会いが
大きな刺激となり、自分自身を成長させてくれました。

教師になり、まだ経験が浅く、指導がうまくいかず悩んでいた時に、
自分が卒業させた子供たちと再会する機会があり、大きな勇気を
もらったこともありました。

ゲスト・ティーチャーの皆さんのお話を伺い、子供たちが質問をしています。
6年生:俵屋さんは、お店を継ぐ時に自信はありましたか?
俵屋さん:自信はありませんでした。でも不安を努力でカバーしました。


色紙に、一人一人の子供たちが自分の信条、座右の銘を書きました。

6校時に各学級で、自分の座右の銘を発表しました。

 卒業を間近に控えた6年生の子供たちに、「将来の夢や目標を大切にしてほしい」、「中学校へ進学することへの期待を膨らませてほしい」という願いから、本日の授業を実施しました。

【ゲスト・ティーチャーの皆さんから6年生へのメッセージです。】
俵屋さん:「一番強いものは『やさしさ』です。」「10年後の自分を信じて、『域値』を目指して努力を重ねてください。」

消防署の方:「自分が行動することで、『誰かが助かる』、『誰かが喜ぶ』という気持ちを大切にしています。皆さんにも、人が嫌がる事に、率先して、勇気をもって取り組んで欲しいと思います。」

二中副校長先生:「収入を得るということも目的ですが、それだけではなく、情熱を傾けることができる仕事に就けることが幸せだと感じています。」

※ゲスト・ティーチャーの皆様。本日は貴重なお話をありがとうございました。

2015年2月26日木曜日

【5年生】社会科見学

 本日は5年生が社会科見学に出かけました。
その様子をお伝えします。

5年生が社会科見学に出かけます。
東秩父村「和紙の里」と富士重工群馬製作所矢島工場を見学します。

今日の社会科見学はバスで出かけます。
ガイドさんにあいさつをしてバスに乗ります。

バスが出発しました。担任の先生から今日の社会科見学のめあてや
バスの中での過ごし方についてお話を聞きます。

所沢ICから関越自動車道に乗りました。高速道路を快調に走行中です。

東秩父村「和紙の里」に到着しました。「和紙の里」の和紙作りは、
ユネスコの無形文化財に登録されています。

この木は和紙の原料となる「こうぞ」です。この木の皮を使って和紙を作ります。

いよいよ和紙すき体験の始まりです。

係の方から、和紙のすき方を教えていただきます。

初めての和紙すき体験ですが、なかなか上手な手つきです。

和紙をすく時は始めは縦に次は横にと、作業を交互に繰り返します。
和紙の繊維が縦横に重なり合います。これが和紙が丈夫な理由です。

子供たちが体験で、すいた和紙は、後日、七小に届きます。
出来栄えが楽しみです。

担任の先生も和紙すき体験中です。上手に和紙をすくことができるでしょうか?

和紙すき体験の後は、工房に展示されている資料などから、
和紙作りについて学んでいます。

見学してわかったことをしおりに整理しています。

お弁当の時間です。小雨のため、室内で昼食をとりました。

お腹が減りました。もくもくと、お弁当を食べています。

東秩父村を後にし、富士重工群馬製作所に向かいます。

バスの中ではガイドさんが用意してくれた、楽しい「ゆるキャラクイズ」で
盛り上がっています。おかげ様で1組、2組共に車酔いをする子もなく、
みんなで楽しく過ごすことができました。

富士重工群馬製作所矢島工場に到着しました。

工場内の見学中は写真撮影はできません。
5年生のみなさん。お家の方に工場の様子について、
たくさんお話を聞かせてあげてください。

工場内を見学した後は、VTRを視聴し、工場の中の様子について振り返りました。

VTR視聴後、富士重工の車の展示室を見学しました。
担当の方がそれぞれの車について説明してくださっています。

かっこいい車がたくさん展示されています。子供たちも夢中に
なって見学していました。

先生たちも、懐かしい車を間近に会話が盛り上がっています。

見学の対応をしてくださった職員の方にお礼を伝え、子供たちは
帰りのバスに乗車しました。

 東秩父村の和紙の里では、日本の伝統工芸の素晴らしさに触れるとともに、体験を通して和紙作りについて学ぶことができました。
 また富士重工の工場では、迫力ある生産の様子を見学することができると共に、働く人々の工夫や努力、願いなどについても考えることができました。

2015年2月25日水曜日

【3年生】社会科見学

 本日は3年生が江戸東京たてもの園に社会科見学に出かけました。
その様子をお伝えします。

体育館下のピロティーに3年生の子供たちが集合しました。
先生からのお話を聞き、社会科見学に出発します。

小金井公園に到着しました。武蔵小金井からの片道約2kmの
道のりを子供たちはよく歩きました。

これから江戸東京たてもの園の見学・体験が始まります。
江戸東京たてもの園には、江戸時代前期から戦後までの都内に
存在した文化的価値の高い建造物を移築しています。

三井八郎右衛門邸です。港区西麻布に昭和27年に建てられた邸宅です。
部材を解体し、江戸東京たてもの園に移築されたものです。

日本の近代建築の発展に貢献した建築家の前川國男氏の邸宅です。
梅の花がきれいに咲いていました。

これから古民家で「石臼」体験と「火鉢」体験の活動をします。
指導員の方の説明を聞いています。

石臼の構造を説明していただいています。

石臼でお米を挽きます。臼の重さは20kgです。上臼を上手に回せるかな?

回数を重ねる毎に、体重の乗せ方、体の重心の取り方も上手になってきました。

校長先生も石臼体験中です。
手の平に「ゴロゴロ」と心地よい感触が伝わってきます。

「ふるい」を使って、きめの細かい上新粉をより分けます。

「火鉢」体験が始まります。火吹き竹を使って、薪の火を強めます。

囲炉裏で使う色々な道具を紹介していただきます。

「火ばさみ」を使って「おき(火のついている炭)」を囲炉裏から取り出します。

「おき」を「火ばし」を使って火鉢に置きます。

並べた「おき」の上に炭を置いてきます。みんなで火鉢で暖をとります。

「石臼」体験と「火鉢」体験、園内の見学を終え、お弁当の時間になりました。

サンドイッチが美味しいです。

お弁当を食べ、小金井公園を出発しました。

 石臼体験を終えた子供たちに、話を聞いてみると、「見ているのとは全然違います。石臼が重くて大変でした。」という感想を多くの子供たちが口にしていました。
 あらためて体験を通して学ぶことの大切さを感じました。
 火鉢体験の後、囲炉裏を囲んで指導員の方や友達と楽しい団らんの時間を過ごしている子供たちの姿も見ることができました。