2013年1月8日火曜日

三学期始業式

三学期始業式を迎えることができうれしいことです。
やはり学校には子供たちの賑やかな声が似あいますね。
今日は、始業式でお話ししたことを載せます。

始業式の話                   平成25年1月8日
新年あけましておめでとうございます
 新しい年を迎え、新しい気持ちでまた頑張ろうという勇気がわいてきますね。
 私は、元日の朝「初日の出」を見ました。海から神々しく上る太陽に、七小の皆さんの幸せを祈りました。七小のみなさんが、子供たちも、先生方も、みんなみんな幸せであってほしいというのが校長としての私の一番の願いです。

 
 2013年は巳年。十二支の蛇の年です。蛇は、成長するたびに脱皮します。蛇の脱皮はこれまでの古い考え方から抜け出して一段と進歩する事に例えられます。みなさんは日々成長しています。成長の段階では失敗もあるでしょう。間違いもあることでしょう。そのつど、これまでの自分から脱皮して、正しく成長していってください。

さて、昨年の漢字に選ばれたのは「金」という字でした。
今年はどんな漢字になるのでしょう。私は「幸」になってほ
しいと願っています。幸せ(しあわせ)の「幸」です。
もう一つ、この漢字も見てください。何という漢字かわかり
ますか? そうです。辛い(つらい)という字なんです。
「幸」と「辛」、よく似ていますね。「辛」に横棒一本付け
すと「幸」という字になるんですよ。生きていくうえで、
いことはたくさんあります。勉強も難しいと辛いかもしれ
せん。でも、辛いからといって逃げていてはいけません。
最後までやり遂げることは辛いかもしれません。でも、途中
で投げ出してはだめですよ。辛いことに立ち向かって努力を
していきましょう。
一歩一歩の努力を付け足していけば、「幸」に変わるのです。

人は誰でも幸せになる権利をもっています。でもそれは自分だけではありません。自分が幸せになる権利があるように、友達にも、先生にも、誰にでも幸せになる権利があります。人の幸せを邪魔して自分だけが幸せになることはありません。いじめは、友達の幸せを邪魔することになりますね。そんなことがない学校をみんなで創っていきましょう。誰もが幸せだなあって思えるあたたかい学校にしていきましょう。
   さあ、今年の漢字が「幸」になることを願って、みんなで力を合わせていきましょうね。